まるで枯れた美しいバラのような。シダーローズについて
〇シダーローズ(ヒマラヤ杉)
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ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉、学名:Cedrus deodara)は、マツ科ヒマラヤスギ属の常緑針葉樹。ヒマラヤ山脈西部の標高1500 mから3200 mの地域が原産地である。高さは40 m-50 m、時には60 mにまで成長し、幹の直径は3 mに達する。樹冠は円錐形で、地面に水平な枝と垂れ下がった小枝がある。
針のような形をした葉はほとんどが2.5-5 cmの長さで、時には7 cmに達することもある。細長く厚さは 1mmほどである。芽は長く単独で生えるものと、短く20から30個で集団を作るものがある。色は明るい緑から青緑に変化する。雌花の松かさは樽形で、7-13 cmの長さで5-9 cmの幅がある。成熟(12か月)すると崩壊し、翼状の種子を落とす。雄花の松かさは4-6 cmで、秋に花粉を放出する。
綱 : マツ綱 Pinopsida
目 : マツ目 Pinales
科 : マツ科 Pinaceae
というように、スギではなく、松なんですね。
・シダーローズ
枯れたバラのような形で、きれいなので、クリスマスリースによく使われます。
落ちてくる前の球果は、相当高いところにあります。
大きな脚立では追い付かない。
でも、木に登っても、枝が太くないので、折れそう、という、収穫するのには厄介なものです。
・球果。11月までは、粘着質の松ヤニが出てきます。硬くて重いです。
こんなカチカチでベタベタの塊が、
12月になると想像できないくらいにパラパラと剥がれて、ヒラヒラ落ちてきます。
その尖端の残りが、シダーローズなんです。
台風時には、枝ごと折れて多数転がってましたが、それはかなり例外的な状況です。
シダーローズは、落ちているものを収穫。そのままにしておくと、葉が分離分解していくので、木工用ボンドで補強します。
ちょうどクリスマス前で、リース作りに役立ってると思います。