まるで枯れた美しいバラのような。シダーローズについて
〇シダーローズ(ヒマラヤ杉)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉、学名:Cedrus deodara)は、マツ科ヒマラヤスギ属の常緑針葉樹。ヒマラヤ山脈西部の標高1500 mから3200 mの地域が原産地である。高さは40 m-50 m、時には60 mにまで成長し、幹の直径は3 mに達する。樹冠は円錐形で、地面に水平な枝と垂れ下がった小枝がある。
針のような形をした葉はほとんどが2.5-5 cmの長さで、時には7 cmに達することもある。細長く厚さは 1mmほどである。芽は長く単独で生えるものと、短く20から30個で集団を作るものがある。色は明るい緑から青緑に変化する。雌花の松かさは樽形で、7-13 cmの長さで5-9 cmの幅がある。成熟(12か月)すると崩壊し、翼状の種子を落とす。雄花の松かさは4-6 cmで、秋に花粉を放出する。
綱 : マツ綱 Pinopsida
目 : マツ目 Pinales
科 : マツ科 Pinaceae
というように、スギではなく、松なんですね。
・シダーローズ
枯れたバラのような形で、きれいなので、クリスマスリースによく使われます。
落ちてくる前の球果は、相当高いところにあります。
大きな脚立では追い付かない。
でも、木に登っても、枝が太くないので、折れそう、という、収穫するのには厄介なものです。
・球果。11月までは、粘着質の松ヤニが出てきます。硬くて重いです。
こんなカチカチでベタベタの塊が、
12月になると想像できないくらいにパラパラと剥がれて、ヒラヒラ落ちてきます。
その尖端の残りが、シダーローズなんです。
台風時には、枝ごと折れて多数転がってましたが、それはかなり例外的な状況です。
シダーローズは、落ちているものを収穫。そのままにしておくと、葉が分離分解していくので、木工用ボンドで補強します。
ちょうどクリスマス前で、リース作りに役立ってると思います。
熱帯魚たちが待っている。ヤシャブシを見つけました
散歩しに、西宮市の甲山森林公園へ。
ところで、ヤシャブシ、知ってますか?
↓茶色のカサカサして小さく、丸いやつ
熱帯魚の水槽に入れて、PHを調整するそうです。
アマゾン川に近い水質をつくり、「ブラックウォーター」ができるとか。
先週行ったペットショップでは、10個880円で売られてた。
各水槽にも、1個ずつ入ってました。
ヤシャブシは、ほとんどが高いところになってます。
ほしい~。手が届かない~
なので、細い枝が枯れて、風に吹かれて枝ごと周りに飛ばされるので、それを拾います。
長期間、土や雨風にさらされてしまうと、風化してボロボロになってしまうので、そこは除きます。
2020年の12月時点では、今年は関西に台風が1つも来なかったので、
逆にあまり枯れ枝は落ちてません。
収穫しにくい年だと思います。
とある公園で、あのダイオウショウを発見した日③
こんにちは。わたばるです。
今度こそ、アレが登場しますよ~。
今回は、尼崎。
とある公園。
いや~、ホントにありましたよ。
ダイオウショウが。
目にした途端に、おもわず
「ア゛~!!!」って、なっちゃった。
茶色く枯れた、ひときわ大きな三針葉がホントに落ちてる!
なかなか市中でお目にかかれないので、現物を見つけたときは、驚きますね!
しかも、何本もあるぢゃないの~!
天高くそびえる松が、1、2、3、4、5、…並んでる!
そして、空を見上げて、仰ぐ先には、大きな松ぼっくりが!
遠くに見えるが、たしかにデカイ!
めっちゃ高くて、遠近法で、だいたいのスケールは分かるのものの、正確にはわからん。
そして~、期待して、周りを見回すと~
「う~む、落ちてねえな~」
ちっちゃいのは、例外的に発見。
※これでも小さいのです。
触ってみると、うむ、確かに、特有のトゲがある。痛い。
まだ落ちるには早いのかな?
もう少し、寒い、北風ピープー吹いている♪ような季節でないと、落ちないのか。
収穫には、もう少しお預け。でした。
完
とある公園で、あのダイオウショウを発見した日②
【武庫川の河川敷を攻めてみた、の巻】
服部緑地の植物園で成果なしの結果にちょっと残念だったので、
考えてみました。
そもそも松林、松の群生しているところって、どこ?
武庫川の河川敷は松だらけぢゃないか!?
でも、広大すぎて、どのルートを攻めたらいい?
川を挟んで、東西どちらも延々(永遠?)松ロードだったはず。
移動手段は自転車が最適と思われるが、
家族が嫌がる(笑)
とりあえず、一回、行ってみようか。
西河川敷を車で走らせてみる。
そうか、河川敷だけでなく、丘の反対側も松ロードだった。
つまり、1本の川に4本の松ロードがあることになるのです。
ひえ~、よくこれだけ松を植えましたね、先人!
車中から家族で目を凝らすも、
一同「わからん!!!」
ダイオウショウかどうかなんて、マサイ族ぢゃないんだから、見分けられん!
とりあえず、一回河川敷に降りて、周辺を散策してみようか、ということに。
10~20本くらい?テクテク歩きつつ、リサーチ。
まだ実が青かったり、落ちてなかったり。
ダイオウショウの類の松は、三針葉だけでなく、松ぼっくりにトゲがあるのです。
そのうち、ある小さめの松ぼっくりに、トゲが!
(写真では分かりにくいけど。。)
ただし、木を見上げると、どうも松ぼっくりが小さそう。。
テーダ松なのか?
わかりません。
(右2個が、拾った棘付きの松ぼっくり)
今回も、成果が小さい。
楽しみながら、一歩ずつ、経験値を上げます。
続く
とある公園で、あのダイオウショウを発見した日①
こんにちは。わたばるです。
私、数年前から、休日に樹の実を見つけては、
物販でチャリーンを小銭稼ぎの技を覚えまして。
ホントにかわいい額なので、お菓子代程度に。
今年は、松ぼっくりの王様といわれる
「ダイオウショウ」のことを知り、
さっそく情報収集。
いくつかのブログに載っていたんです。
で、行ってみた服部緑地、の巻
服部緑地の有料植物園内にあるとのことだったので、ええ、ひょこひょこ行きましたよ。
一本だけあったのですが、松ぼっくりは影も形も見当たらず。
樹の幹には、しっかり「ダイオウショウ」の名札。
落ちているのは、確かに三針葉。
それも、長い、デカイ。
さすが、ダイオウだぜ!!
で、モノホンに間違いないのだが~、、、お~い、どこや、エモノ~。
このまま何の収穫もなくすごすご帰るのはモヤモヤするので、
事務所の方に聞きました。
「あ~、あのブログの話ね(どのブログやねん)。
あれを見て来る人は多いんだけど、ここの木には松ぼっくりは成らないのよ。
一昨年の大型台風で、3本のうち、2本は伐採されたの。」だって。
・いろいろ展示されてます
そのなかで、展示されているたくさんのダイオウショウ松ぼっくりは、
スタッフ?ボランティア?の方が、他のところから持ってきているとのこと。
「それはどこで採れたんですか?」とは、さすがに聞けず。。
まあ、楽しい散策が出来て、無収穫という経験値が上がった、という事でした。
続く(^^♪